年が明け、冬の最中、御正忌報恩講が勤められました。
午前中は住職による「浄土真宗のみ教え」というテーマのご法話でした。
午後からは、バトンタッチして、前住職がご法話をしてくれました。
振り返れば、それが前住職・藤井聡之の最後のお取次となりました。
ご法話のテーマは「仏弟子」。
昨年の12月に広島別院で帰敬式を受式された方々をお招きし、お一人お一人の法名についてのお話でした。
前住職は、いつも通り、真摯にお釈迦さまや親鸞さまのお示しに向き合い、冗談を交えながらのご法話をしてくれました。
本人はもちろんのこと、誰もが最後になるとは思いませんでした。
前住職が目指した「開かれたお寺」のあり方を、門信徒の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
ご法話の後には、ぜんざいの接待。
白玉の美味しいぜんざいを、前住職も喜んで食べていました。
合掌