お寺での法要に参拝されるとき、ご法事やご葬儀に列席されるときに基本的に必要なものを紹介します。
お念珠とお経本

お数珠(じゅず)といったほうが馴染みが深い方もおられるかもしれませんが、浄土真宗ではお念珠(ねんじゅ)と言い習わしています。合掌しないときには、左手に持ちます。
お経本(きょうぼん)は、お釈迦さまが説かれた教説や親鸞聖人の著作からのお言葉が掲載されており、お勤め(読経)のときに用いられます。多くの場合、お寺には貸出用のお経本が用意されていますので、気兼ねなくご利用ください。
お念珠にも色々なものあるけど・・・
房が違うなど、種類がたくさんあるようです。
お念珠には形状としては単輪(一連)のものと双輪(二連)のものがあります。
また、房(ふさ)も紐状のものやぼんぼり状のもの、切り房になっているものがあり、男性用や女性用と区別されている場合もあります。
まずはご家庭にあるお念珠をお使いになられてください。新たに購入される場合は、単輪で紐か切り房のものを求められると良いと思います。

式章

結婚式や式典の場には、その場に相応しい装いとして「ドレスコード」が設定されていることがあります。時と場所に応じて服装を調整することは、色々な場面で見かける光景です。
お寺やご家庭のご仏事においても、時と場にふさわしい服装が一応定められており、「式章(しきしょう)」を着用することが勧められています。
式章は、本願寺第23代勝如上人の伝灯奉告法要をご縁に、昭和7年に制定されました。式章は「一領、二領」と数えられますが、それは正式な場での服装であった裃(かみしも)と同じ数えかたです。ご仏縁に遇うときに、先人たちは衣服を整えて「自分の“いのち”の大事なことを聞かせてもらう」と挑んでおられた心構えに、学ぶことが多いように思われます。
