6月の日曜学校

六月の日曜学校を開催しました。

目次

きもちを考える

今月はみんなと「気持ちを考えるワーク」に取り組みました。

まずは、色々な気持ちがあることをみんなと一緒に考えます。そしてどんな時にそれを感じたか、教えてもらいました。

嬉しい、安心、しんどい、もやもや、不安、などなど色々な感情があることを、みんなで話し合います。

「学校でうまくいかないときにもやもやした」

「お母さんがイライラしていた」

人にはポジティブだったりネガティブだったり色々な気持ちがあっていいことを、まずは肯定します。

そして自分も周りも気持ちは様々で、自分の気持ちや相手の気持ちがわからないときがあったり、気持ちなんて考えたくないときもあることを一緒に考えました。

工作の時間「きもちのサイコロ」

それから工作の時間。「きもちのサイコロ」を作りました。

きもちを表す色を塗ってもらい、ハサミで切ってサイコロに仕上げてもらいます。工作の得意不得意があるので、色塗りだけ、切るだけというバージョンも用意しました。

みんな驚くほど自由に自分の気持ちのサイコロを作ってくれました。

同じ感情でも、人によって色や形が違います。

「嬉しい」という感情に長い髪を描いてくれた子は「これはお母さんなの」と教えてくれました。

絵を塗ったり描いた入りすることで、自然と気持ちと向き合う時間になればと願っての機会でした。

ワークのダウンロード元

子ども情報ステーションbyぷるすあるは

子ども情報ステーションby ぷるす...
子ども情報ステーション by ぷるすあるは 子ども情報ステーションbyぷるすあるは 精神障がいやこころの不調、発達凸凹をかかえた親とその'子ども'の応援サイト。精神科の看護師+医師を中心に制作運営。

終えてみて

子どもたちに気持ちを聞くのであれば、子どもたちがどんな気持ちを伝えてくれても、しからない、イヤな顔をしないようにしたいものです。
子どもたちはとてもsensitiveです。こちらの反応によっては、正直な気持ちを話さないようになったり、正直な気持ちを言うことはよくないことだと学習することもあるでしょう。
彼らには彼らなりのペースがあり、今は気持ちの話なんてしたくないということもあるでしょう。

ワークを終えて、私自身が学ばせてもらいました。

だからこそ、自然と気持ちに向き合えるような機会が、少しでもあればいいなと思いました。

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